na0snowの備忘録

日々の読書の備忘録。

PSYCHO-PASS SS Case.2 First Guardian

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PSYCHO-PASS最新作、劇場3部作の2作目。

 

朱が公安局に入る少し前の、当時国防省に勤めていた須郷と征陸のとっつぁんが主人公の物語。

 

内容はネタバレになるので最後にあらすじだけ書きます。

観た感想としては、これは伏線として、これからの物語の序章となる話だと思った。

特に最後の台詞はこれから何かがあることを暗示させている。

 

その起こる事は果たして、これから公開される3作目の狡噛が主人公の話に絡んでくるのか、それともPSYCHO-PASSシリーズとして更に何かしらの進展があるのか、どちらかはわからないがどちらにしろ、次の3作目が楽しみになった。

 

そんな内容の今作はファンサービス的な部分もあって、

主人公である征陸のとっつぁんをはじめ、

シュビラシステムの真相を知りシステムにより殺された滕、

2係の青柳監視官、

そして死んではいないが執行官の狡噛と

3部作1作目とはうってかわって神経質で繊細そうな監視官時代の宜野座

と、今では見ることの出来ない人物、関係性が再び観られて、ファンからすればそれだけでも今作を観る価値がある。

 

 

この映画が公開される直前に征陸のとっつぁんを勤めた声優さんが亡くなった。

この作品限りでもう征男のとっつぁんを見ることが出来なくなったのはとても残念。

シュビラシステム創設期の征陸が主人公の小説、

とても面白かったのになぁ。

是非アニメ化してほしかった。

 

とりあえず今作は彼の遺作として、

征陸のとっつぁんのみせる熱い信念、

正義感、

そして併せ持つ他人に対する優しさ、

宜野座にみせる親の深い愛情とともに

永く人々の心に残り続けるだろう。

 

 

※ここから先、多少のネタバレが含まれます。

 

〜あらすじ〜

2112年、当時国防軍の戦闘用ドローンのエースパイロットだった須郷は上司の大友とともに、東南アジア連合SEAUnへ武装勢力の壊滅作戦『フットスタンプ作戦』へ参加する。

しかし、作戦は失敗。大友たち他のメンバーは戦死に近い行方不明となり、須郷のみが帰還する。

 

数ヶ月後、国防省本部を無人ドローンが襲うテロ事件が起こる。犯行に使われた無人ドローンが盗み出された施設の防犯カメラには、死んだはずの大友の姿が写っていた。

 

公安局刑事課執行官の征陸は監視官の青柳とともに、事件解決のため、沖縄の国防軍キャンプへと出向く。

無人ドローンの操縦には須郷の端末が使われていたことから容疑者兼重要参考人となった須郷とともに大友の行方を追う。

 

そこで見つけた事件の真相。そしてフットスタンプ作戦の秘密とは、、、、。

 

 

続きが気になる方は是非、劇場で。

本筋ではあまり見せ場のなかった、青柳の魅力を再発見できます!!