『もっと結果を出せる人になる!「ポジティブ脳」のつかい方』 著:茂木健一郎
図書館本。
まず著者が訴えているのは
ポジティブ=良、ネガティブ=悪、
だと思っている日本的考えは間違いであるということ。
ポジティブもネガティブも人間が普通に持っているもので、そこに良し悪しはない。
ネガティブな感情を無理矢理抑えつけて、ポジティブな考えをすることは脳のエネルギーを消費して実際に行動に移すエネルギーを消耗してしまう。
それよりもネガティブな感情を認め、
それが何故起きたのか、その原因を客観的に探り、
解決のために具体的な行動プランを練って、
実際に行動に移す。
それが1番大切。
他にも
自分の力ではどうしようも出来ない事柄に意識してネガティブにならないこと。
自分の長所も短所も全て人に晒け出すこと。
などが書かれている。
特にこれは良いなと思ったのは原始仏教の考え方、ブッダマインド。
「サイの角のようにただ独り歩め」
つまり運や人、状況に左右されることなく、ただ淡々と「やるべきこと」をやる。
昔からやる気があるだのないだの、そういう話が好きではない。
やる気があろうが無かろうが、仕事だからやらなければならないし、
子供の可愛い、可愛くないで面倒を見ているわけじゃない。
そんな自分にはこのブッダマインドはピッタリだと思った。
これからもやるべきことを淡々と。
そうして自分の力を高めて行きたい。